2014年12月17日水曜日

薬は余裕を持って保管しましょう

北海道を含め、全国で大雪となっており、公共交通機関に影響がでているところもあります。当院は大阪市の中心部にありますので、今のところ来院できない、といったことはお伺いしておりませんが、全国的には病気をお持ちの方の通院に支障が出ていなければよいがと思っています。

抗てんかん薬を含む向精神薬は、突然薬が中断されるといったことがあると、病状が突然悪化することがあります。2011年の東日本大震災ではお薬を流されるなどの被害に遭われた患者さんたちが、非常につらい経験をされたことを思いだします。

天災はいつやってくるかわかりません。薬は少し余分を持っておくことをお勧めします。てんかんであれば、病状が安定していて薬があまり変更されないようであれば、2週間程度は受診の時にも残っているように備蓄しておくことをお勧めします。家に薬を置いておく際には、万が一地震などで物が倒れたり崩れたりしても大丈夫なように、取り出しやすいところに分散させて置いておくとよいと思います。担当の先生と相談しておきましょう。

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