2016年9月10日土曜日

当院かいわい:光傳寺と淡嶋明神

当院南の学園坂を下り、松屋町筋を北に50mほどいくと、光傳寺があります。元和5年(1619年)開基の浄土宗のお寺だそうです。門前に「鯛屋貞柳墓所」という碑が建っています。江戸時代の狂歌師だそうですが知らなかったので調べてみますと、和菓子店で有名な虎屋さんのHPに面白いエピソードがいくつも出ていました。和菓子屋さんだったのですね。

鯛屋貞柳と玉露霜(とらやHPより引用)
https://www.toraya-group.co.jp/terms/copyright/

こちらの境内には淡嶋明神が祀られています。お寺の境内に神社さんがあるので、何かいわれがあるのかと思いますと、これも門前に掲示がされていました。伝説とはいえ、神様が婦人病で離縁、というのはひどいですね。ただこの謂れについては住吉大社の社領が淡嶋にあったから後世の人が後付けした、という話もあるようですね。実際に加太の淡嶋神社本社にはこの謂れは取り上げられていません。

春になるとここの境内は桜がとてもきれいです。来春にはぜひ写真で皆さんにご紹介したいと思います。




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