2016年11月14日月曜日

兵庫県てんかん県民講座で感じたこと

先日も告知させて頂いたとおり、てんかん協会兵庫県支部主催のてんかん県民講座が行われました。

今回の講演ではてんかんとは何か、というお話をしたあとで、てんかんがどう生活や人生に影響しうるのかを考えました。その後、患者さんやご家族のインターネット上に投げかけられている様々な悩みをとりあげ、それに対してどう応えるか、というお話をさせていただきました。

今回の聴衆の参加者にはてんかんの当事者やご家族だけでなく、学校の先生がたくさんおみえになっていたことが印象的でした。それぞれが担当する生徒さんにてんかんがあって、どう対応すべきなのか、また現在の学校の対応が正しいのかどうか、という悩みをお持ちでした。

これまでの講演は医療関係者か当事者、ご家族に対してのものが多く、今回学校の先生からの多数のご質問にお答えしたのは良い経験でした。静岡てんかん・神経医療センターでは学校や福祉関係者などてんかん患者さんにかかわる専門職に向けたセミナーを定期的に行っておられますが、近畿圏でも同様の試みを考える必要があるように思われました。今後検討していきたいと思います。

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